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9-4 馬鹿にできないインフラ環境の操作

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【業務システム以外のインフラ操作】

現在の業務システムはいろいろな情報システム(オペレーティングシステム、Webブラウザー、メールシステム、オフィスシステム、コラボレーションシステム等)と一緒になって稼働しています。直接的に業務システムの操作だけを知っていれば業務システムを利用できるわけではないのです。このあたりが以前の情報システムと違う点です。たとえばディズニーランドで遊びたい人がいたとします。パスの購入やアトラクションの場所や乗り方を知っているだけで楽しめるわけではありません。先ず自宅からディズニーランドに行くことが必要であります。しかも電車を使う、タクシーを使う、自家用車で行く、バスで行く方法も。これらの選択と利用の方法を知らないと、目的地にたどり着けません。慣れれば何の問題もありませんが、東京の交通網を知らない人にとっては大変な事です。一人で行けるようにできるだけ簡単なルートを一つだけ覚えて、何とか目的地に行くことができるようになっても、電車が事故などで運休の時は、回避して代替えの術も知らないと肝心のディズニーランドに行けません。これと同じで、情報システムの有効活用はそれぞれの企業のインフラ環境とそれを形成するシステムの理解や操作が必要で、これが十分でないと情報システムと友達にはなれないのです。辛抱強く周辺の情報システムの概要と操作の理解に努めるしかありません。

 

【WebのUI(ユーザーインターフェース)は実質的な世界標準】

しかし情報システムを提供する側も、システムが変わるごとに基本的な操作が違っていては利用者からそっぽを向かれることことになります。今や完全に世界標準となった使い方は、マウスの機能と操作、画面上のアイコンと使い方がそうである。(当初はアップルコンピュータのみが先行の使っていました) またスマホでは文字の入力やチャット形式の表示方法なども同じにようなってきました。最近はWebシステムとのユーザインターフェースも標準化が進んでいるようです。こうなってくると一通りの操作方法を覚えると新しいシステムでも、似たような形式なので若干試行錯誤を繰り返せば操作を簡単に覚えることができるようになります。誰もが自転車に乗れるようになるのと同じなのです。そしてそれを忘れることはありません。年配者でうまく情報システムと友達になれない人に対しては、一度インフラ関係の基本的な操作を研修することも行ったらどうでしょうか。若い人は使っているうちに覚えるので気にしなくてもいいのですが、年配者は困ったいる人が沢山いると思います。

こんな理由で、導入研修は目的とする業務システムだけでなくそれを支えるインフラ関係の情報システムの機能概要と操作もある程度力を入れる必要があります。システム再構築やインフラシステムを一新したときには改めて研修を実施することも考えるべきです。